29日に7シーズン目が開幕するバスケットボール男子のBリーグは20日、東京都内で「ティップオフ・カンファレンス」を開いた。昨季のレギュラーシーズン最優秀選手賞（MVP）に輝き、初優勝を目指す川崎の藤井は「開幕戦が楽しみだし、もっとバスケを盛り上げたい」と意気込んだ。
昨シーズンの川崎はクラブ史上初の天皇杯連覇を果たしたが、プレーオフのチャンピオンシップ（CS）では2年連続で準決勝敗退。藤井は「（監督の佐藤）賢次さんから、練習やミーティングで優勝するために『なぜ勝ちきれないか』ということを考えさせられることが増えた」と取り組む姿勢の変化を明かした。
一方、クラブ初のCS進出を目標に掲げる横浜BCは新主将の森井が「若い選手が多く、エナジーあふれるアグレッシブなプレーで魅了できるようにしたい」と語った。
18日のプレシーズンゲームでは、昨季王者の宇都宮と引き分けて手応えをつかんだ。10月1日に敵地で行われる広島との開幕戦に向けて、森井は「力を存分に出して、今年の横浜はこうだという戦いを見せたい」と強く誓った。
また、今季のCS決勝を2023年5月27～30日に横浜アリーナで開催することも発表された。
