台風により、広島県内各地で道路が寸断されています。廿日市市の国道には、当面の間、通行できない区間もあります
21日朝、上空から撮影した廿日市市 栗栖の国道186号です。台風14号のツメあとが色濃く残っています。
19日、大雨で増水し、濁流と化した小瀬川によって、およそ50メートルにわたり道路が崩落しました。
県によりますと、およそ300メートルの区間が全面通行止めとなっていて、今後、災害復旧事業にとりかかる見通しだということです。復旧のメドは立っていません。
1.5キロほど上流側、小瀬川温泉近くでは道路が陥没していて、片側通行となっています。
このほかにも道路の舗装がはがれたり、路肩が壊れたりして、車線が規制されている区間があるということです。
島しょ部でも被害がありました。呉市・上蒲刈島にある県道287号では、道路が陥没したため、全面で通行止めとなっています。こちらも当面の間、復旧のメドが立っていないということです。