「この町に育てられた」サッカー王国の発展に寄与 女性初の殿堂入り 綾部さんが喜び報告=静岡市

長谷川健太さんなど「三羽烏」と呼ばれた名選手などを育て、女性初の日本サッカー殿堂入りを果たした綾部美知枝さんが喜びを報告しました。

9月22日静岡市役所を訪れたのは日本サッカーの発展に尽力した人をたたえる「日本サッカー殿堂」の一員となった綾部美知枝さんです。歴代の代表監督などが名前を連ねる中、女性として初の殿堂入りです。

綾部さんは教員時代にサッカークラブ「清水FCの監督として長谷川健太、大榎克己、堀池巧の三羽烏などの名選手を育て上げた女性指導者の草分け的存在です。

<綾部美知枝さん>

「人に恵まれたということ、そしてこの町に育てられたことがこの結果を得た。きっとよその地域ではサッカーを続けられていなかったと思う。いいパスをつなぐ努力をして参りたい」

綾部さんは県サッカー協会の評議員を務め、今も県内サッカーの発展に尽力されています。

© 静岡放送株式会社