日本代表、2-0でアメリカ粉砕!「W杯でもドイツとスペインにやれる」と米メディア賞賛

日本代表はドイツで行われたアメリカ代表との国際親善試合に2-0で勝利した。

ポゼッションこそアメリカが57%だったが、シュート数では日本が4倍(16対4)を記録。一方、エースであるクリスティアン・プリシッチを怪我で欠いたアメリカは枠内シュートは1本も打てず。

ESPNでは、日本代表にこのような採点と評価をしていた。

・スタメン

権田修一5、酒井宏樹6、冨安健洋7、吉田麻也7、中山雄太6、遠藤航8、守田英正:6、伊東純也7、久保建英7、鎌田大地7、前田大然6

・控え

シュミット・ダニエル5、伊藤洋輝5、三笘薫 7、原口元気なし、堂安律5、町野修斗5

・ベストパフォーマー:鎌田

選ぶことができたのは数人。遠藤も中盤を統率したし、CBのコンビも終始落ち着いてた。だが、鎌田はうまくゴールを決めたし、それ以外の鮮やかなビルドアップにも関与した」

そのうえで、「アメリカは惨憺たるパフォーマンスで、日本のプレッシングに答えを出せなかった」と指摘。

普段のアメリカ代表はハイプレスを志向しているが、この日は日本のプレスが完璧に機能したことで、しっぺ返しをされたとしている。日本のプレスが効果的だったため、アメリカは前半の相手ペナルティエリア内でのタッチ数がわずか5回。これは2019年以降のフレンドリーマッチで最も少ないものだったそう。

また、『CBS』でも、「気が滅入る敗戦。守備は最悪だった。このチームはトップレベルの相手と対峙すると、ピッチ上のあらゆるところでアイデンティティが欠けているのが事実」と指摘。

一方、『NBC』は日本代表のパフォーマンスを賞賛していた。

「アメリカは日本に圧倒されて敗戦。

サムライブルーは終始キレており、アメリカはハイプレスに対処できず。

支離滅裂で散漫だったアメリカは失望するパフォーマンスを露呈し、シュートゼロに終わった。

日本は非常にいいチームなので、アメリカがパニックになる時ではないだろう。

W杯では非常に大変なグループEに入った日本だが、今日の調子なら、スペインやドイツといった強豪相手にも一泡突かせることができるだろう。

日本に決定的なFWがいれば、W杯の対戦相手にとって非常に厄介な国になる。中盤は非常に巧みかつ整然としており、ハイプレッシングも相手に大問題を引き起こす」

低調だったアメリカと比べつつ、日本はW杯本大会でもやれそうなチームだと見たようだ。

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アメリカのグレッグ・バーハルター監督も「日本の大いに褒めよう。いいチームだし、競争力があり、プレッシングもよかった。だが、我々はもっとやれる」と述べていた。

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