秋季リーグ第1戦は早大相手に惜しくも敗れた慶大女子。第2戦は関東リーグ目下55連覇中の山学大と対戦した。前半は粘り強い守りでなんとか2失点で凌いでいた慶大。しかし後半に大量6失点を許し、0ー8で敗れた。
令和4年関東学生ホッケー秋季リーグ
9/23(土) 13:30試合開始 @大井ホッケー場ノースピッチ
第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計 慶大 0 0 0 0 0 山学大 1 1 3 3 8
スタメン
GK 久保田夕雅(経3・慶應湘南藤沢)
DF 加藤ひより(環4・学芸大附属)、栗岡満里奈(経4・Plano West Senior High School)、斎藤由希子(経3・慶應女子)、金子桃子(法2・田園調布雙葉)
MF 丸山菜穂子(理4・学芸大附属)、水本彩巴(経4・国際基督教大高)、楫野彩貴(法3・国際基督教大高)
FW 西村未八(政4・慶應NY)、陶山知佳(法4・田園調布雙葉)、峰岸未来(経3・慶應女子)
会場は大井ホッケー場のメインピッチ。多くの観客席を備え、東京五輪でも使用された真新しいスタジアムを舞台に秋季リーグ第2戦が行われた。
流れるようなパスワーク、ボールがスティックに吸い付いているような巧みなドリブル、素早い守備の寄せ。目下55連覇中の女王・山学大が格の違いを見せた。
春のリーグ戦でも山学大相手に0ー11で敗れた慶大。今回も圧倒的に攻め込まれ続ける展開となったが前半は2失点に抑える粘りを見せた。何度もPC(ペナルティコーナー)のピンチを迎えたもののGKの久保田夕雅(経3・慶應湘南藤沢)を中心に粘り強い守備を見せゴールを割らせない。
何度もファインセーブを見せたGK久保田
加藤主将
加藤ひより(環4・学芸大附属)主将からのロングパスや西村未八(政4・慶應NY)がドリブルで長い距離を駆け上がるなど、チャンスにつながるシーンも見られた。しかし山学大の激しい寄せの前に、チャンスの芽はことごとくつぶされてしまった。
攻めあがる西村
ロングパスで魅せた加藤
0-2で折り返したが、後半は山学大が底力を見せた。PCなどから次々と加点。GKの久保田はファインセーブを連発したが、相手の力強いシュートが容赦なく降り注いだ。第3Q、第4Qそれぞれ3点づつを失い8点の差をつけられた。
GK久保田
幾度もPCのピンチがあった
終始山学大ペースで進んだこの試合。結果として8失点したが前半は2失点で抑えるなど粘り強い守備を見せた時間帯もあった。次戦はプール最終戦の上智大戦。2位通過は厳しい状況に変わりないが、意地を見せ少しでも上の順位を目指したいところだ。
次戦・10/1(土)VS上智大 @大井ホッケー場サウスピッチ
(取材:松田 英人)