大谷がシーズン200奪三振達成&タイムリー エンゼルス連敗ストップ

【エンゼルス4-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

エンゼルスは中5日で先発した大谷翔平が、制球に苦しみながらも5回0/3、100球を投げて被安打3、奪三振7、与四球6、失点2の内容で試合を作ると、打撃でも追加点のタイムリーを放つ活躍。リリーフ陣も大谷が残したピンチをアーロン・ループが抑えるなど無失点リレーで逃げ切り、4対2でツインズに勝利した。大谷はこれで14勝目(8敗、防御率2.47)をマークし、自身初のシーズン200奪三振を達成。エンゼルス4番手のライアン・テペラに4セーブ目が記録され、ツインズ先発のルイ・バーランドは2敗目(0勝)を喫している。

エンゼルスは先制を許した直後の2回表にテイラー・ウォードの20号ソロで同点とすると、3回表にはマイク・トラウトのタイムリーで2対1と勝ち越し。6回表にはウォードがこの日2本目となる21号ソロを放ちリードを広げた。順調な試合運びを見せていたエンゼルスだったが、先発の大谷が6回表無死1・2塁からジェイク・ケーブにタイムリーを浴びると、続く打者に四球を許し無死満塁となったところで降板。それでも2番手のループが後続を三振とセカンドゴロ併殺に抑え、エンゼルスはこの日最大のピンチを切り抜ける。すると直後の7回表に大谷がリードを広げるタイムリーを放ち、エンゼルスがそのまま逃げ切った。

大谷はこれで今季の投球回を153回とし、規定投球回到達まであと9イニング。順調にいけばシーズン最終登板での到達が期待される。打者・大谷としては「3番・DH」で出場し、ショートゴロ、ファーストゴロ、レフトフライ、センター前タイムリーで4打数1安打1打点。今季の打率は.271、OPSは.892となった。

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