横浜の海上で救助の男性死亡 「入院必要なし」で着替えに警察官と自宅に戻り、飛び降りか

 加賀町署は24日、取り扱いがあった男性がその後、死亡したと発表した。 

 署によると、同日午前9時20分ごろ、横浜市中区の海上で、同区在住の無職男性(47)が浮いていると110番通報があった。男性は病院に搬送されたが、入院の必要はないと判断された。

 署は男性の衣服がぬれるなどしていたため、着替えの必要があると判断し、いったん男性を連れて自宅のある共同住宅に向かった。同日午後0時25分ごろ、共同住宅の敷地内で男性が倒れているのを署員が発見。男性は約2時間後に死亡した。

 署員2人が男性宅に付き添っていたが、管理人に話を聞いていたところ、7階の居室から男性が飛び降りたとみられる。

 署は男性が死亡した経緯などについて調べる。

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