元日本代表・小磯さんがバスケ教室 高校生が基礎学ぶ 長崎

参加者にドリブルの手本を見せる小磯さん(右)=長崎市、県立総合体育館

 バスケットボールの元日本代表で長崎市出身の小磯典子さん(埼玉県在住)を講師に迎えた教室が24日、同市油木町の県立総合体育館であり、県内4校から参加した高校生34人が基礎を中心に学んだ。
 同体育館指定管理者の長崎ダイヤモンドスタッフ主催。アトランタ、アテネの五輪2大会に出場した小磯さんは同体育館の館長を務める。先月、バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)越谷アルファーズのアカデミーコーチに就任した。
 この日は、ディフェンスのタイミングをずらす技術を重点的に指導。生徒は緩急を付けたドリブルやステップ、ボールを浮かして高い軌道で放つシュートなどに取り組んだ。小磯さんは「今日の練習で新しい発見があったら、日頃から意識してやってほしい」と呼びかけた。
 長崎女子商業高2年の馬場響さん(16)は「習ったことを生かして積極的にシュートを打ちたい」と語った。


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