雨天コールドでヤンキース勝利 ジャッジ61号お預けも打率トップ浮上

【レッドソックス0-2ヤンキース】6回雨天コールド@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは4回裏にホセ・トレビーノのタイムリーで先制。6回裏に右翼ロブ・レフスナイダーのタイムリーエラーで2点目を奪った。6回終了後、悪天候により1時間38分の中断となったが、試合は再開されず、そのまま雨天コールドで終了。ヤンキース先発のネスター・コルテスが6回1安打無失点で11勝目(4敗)を挙げ、レッドソックス先発のブライアン・ベヨは6回6安打2失点(自責点1)で7敗目(2勝)を喫した。

1961年にロジャー・マリスが記録したシーズン61本塁打のアメリカン・リーグ記録&球団記録への挑戦が注目されているヤンキースのアーロン・ジャッジは「1番・DH」でスタメン出場。レフトへの二塁打、四球、甘い球を打ち損じたセンターフライで2打数1安打1四球に終わり、60号を放ってから5試合連続ノーアーチとなった。ただし、首位打者争いのライバルであるレッドソックスのザンダー・ボガーツが2打数0安打1四球だったため、僅差でボガーツを抜いて打率トップに再浮上(ジャッジ.3143、ボガーツ.3138)。現時点で三冠のトップに立っている。

今日の勝利で地区優勝へのマジックナンバーを「2」としたヤンキースは、敵地トロントへ移動して明日から2位ブルージェイズとの3連戦がスタート。明日の試合に勝利すると、2019年以来3年ぶりとなる地区優勝が決定する。

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