研究施設を一般公開 10月22日、横浜・鶴見の理研と横浜市大キャンパス 最先端の遺伝子解析装置も

横浜市立大学(資料写真)

 理化学研究所横浜事業所(横浜市鶴見区)と横浜市立大学鶴見キャンパス(同)は10月22日、年に一度の一般公開を実施する。普段入ることのできない研究施設を公開し、来場者に最先端の研究に触れてもらうのが狙い。

 一般公開は主に小中高校生から大学・大学院生までが対象。スーパーコンピューターやX線解析装置などがある市大施設の見学ツアーや、最先端の遺伝子解析装置を見ながらゲノム関連の研究内容を紹介する理化学研究所のツアーなどを開催。発酵食品への活用が進む「新ミドリムシ」にまつわる講演会のほか、タンパク質が光る様子を観察できる体験プログラムなども用意されている。

 11月20日までは、研究紹介や講演の様子をオンラインで配信予定。大人を含め誰でも参加できる。

 詳細と申し込みは、理研のホームページから(応募多数の場合は抽選)。問い合わせは、理研横浜事業所電話045(503)9111または市大鶴見キャンパス電話045(508)7201。

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