台風17号 小笠原諸島から遠ざかるも うねりを伴った高波に警戒を

 台風17号は、小笠原諸島から遠ざかりつつある。小笠原諸島では、27日(火)夕方にかけて、うねりを伴った高波に警戒が必要だ。

 台風17号は、27日(火)午前9時には父島の北北西約100キロにあり、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっている。台風は小笠原諸島から遠ざかりつつあり、今後は次第に進路を東よりに変えて日本の東を北東へ進み、30日(金)朝までに千島の東で温帯低気圧に変わる見込み。

強風・高波

 小笠原諸島の海上では大しけとなっている。小笠原諸島の海上では、27日(火)夕方にかけて大しけとなる見込み。 うねりを伴った高波に警戒すると共に、強風に注意が必要だ。

小笠原諸島で予想される風・波
 27日(火)に予想される最大瞬間風速 30メートル
 27日(火)に予想される波の高さ 6メートル

大雨・雷

 小笠原諸島では、これまでの雨で地盤の緩んでいる所がある。台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、27日(火)は大気の状態が不安定となる見込み。引き続き27日(火)夕方にかけて、土砂災害に注意・警戒すると共に、落雷や突風にも注意が必要だ。

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