児島彩る「希望のイルミ」再び 会議所青年部、CFで費用募る

昨年の児島駅前イルミネーションの様子。今回は新たな企画も用意する

 児島商工会議所青年部は、10月末から来年の年明けまで、JR児島駅前広場(倉敷市児島駅前)でイルミネーションの点灯を企画している。昨年末に続く催しで、今回は期間を約2カ月延長。新たに設けるハロウィーンをテーマにした電飾の設置費用などをクラウドファンディング(CF)で募っている。

 点灯は10月29日から来年1月9日(午後5時半~9時)。昨年と同様、広場に立つ高さ約20メートルの街灯を巨大クリスマスツリーに見立てLED(発光ダイオード)で飾るほか、駅舎と広場を結ぶ通路の屋根に「光のトンネル」を作る。新スポットとして、パンプキンやゴースト、コウモリなどハロウィーン仕様の電飾を広場の樹木に施す。

 10月29日には点灯式を行い、音楽やダンスのステージ、キッチンカーなどによる飲食の販売を予定する。同青年部児島駅前イルミネーション委員会の大本政雄委員長(44)は「昨年は新型コロナウイルス禍で沈む街を照らし、未来につなぐ“希望の光”として好評だった」とした上で、「継続し、合わせてイベントを開くことで街のにぎわい作りにつなげたい」と話している。

 山陽新聞社や中国銀行などが連携したCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を活用し、10月28日まで募る。目標額は70万円。支援者には感謝のメールや活動報告書、菓子を送る。詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/102456)。

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