◆横浜DeNA0-1中日
ベイスターズが誇る両右腕のタイトル争いに暗雲が漂ってきた。
初の最優秀中継ぎ投手を目指す伊勢が八回に登板すると、1死から死球と3安打を浴び、痛恨の決勝点を与えた。
前日の27日は打者3人を10球で打ち取ったが、今季70試合目となったこの日は、制球が不安定で全体的に高めに浮いた。中日のロドリゲスが勝利投手となり、ホールドポイントを2差に広げられた。
伊勢を連投で起用した三浦監督は「タイトル争いも踏まえて投げさせた。死球から慎重になりすぎた」と話した。
九回にはR・マルティネスにリーグ単独トップとなる38セーブ目を許し、3度目のセーブ王を狙う山崎との差は2となった。中日との直接対決は残り2試合。わずか2安打に終わった打線が奮起し、中日のリリーフ陣の出番を防ぎたいところだ。