【静岡豪雨】浜松・土砂崩れ現場にもボランティア 被災者「また土砂が落ちそうで不安」

静岡県浜松市天竜区で発生した土砂崩れの現場に9月29日、災害ボランティアが入りました。

静岡県浜松市天竜区緑恵台では、災害ボランティアや住民など約10人が家具の回収やがれきの片付けにあたりました。台風15号の影響で発生した土砂崩れ、家屋3棟を巻き込み、子どもを含む3人がけがをしました。

<土砂崩れでけがをした 佐藤聖徳さん>

「足元も危険ですし、気を遣いながらやっていただきました。大変助かりました。もう本当に感謝です」

土砂崩れについては「盛り土」によって被害が拡大した可能性が浮上していて、佐藤さんは二次被害に不安を募らせます。

<土砂崩れでけがをした 佐藤聖徳さん>

「上見るとわかるんですけど、見た感じ(土砂がまた)落ちそうですよね。不安です。頭真っ白です」

この盛り土をめぐっては住民から以前、浜松市に相談などがあり、鈴木市長は会見で「不手際があった可能性」があると説明していて市は第三者委員会を設置する予定です。

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