きょう30日はこのあとも広い範囲でカラッとした秋晴れになる。日差しと共に気温も上がり、西日本や沖縄の36地点で30℃以上の暑さとなりそうだ。
この暑さは来週火曜日頃まで続く予想。従来、きょう9月30日がクールビズ期間の終わりとされていたが、快適な働く環境のために各自で対応していくことが求められている。
36地点で30℃超え ランチは半袖で
午前11時現在、関東~九州の多くの地点で既に25℃を上回っている。このあとも日差しと共に気温は上がる見込みだ。きょうの予想最高気温は西日本や沖縄の36地点で30℃以上。山口では32℃と、沖縄の各地よりも高い気温が予想されている。また北日本でも、福島で29℃、山形で28℃と、平年よりも5℃以上高い予想の所が多い。空気が乾燥しているので、真夏のような体感にはならない見込みだが、体調管理に注意が必要だ。
このあともカラッと秋晴れ 北海道・東北北部の山沿いは急な雷雨に注意
午前中に続き、午後も広い範囲でカラッとした秋晴れの予想。西日本・東日本の太平洋側では夕方以降、雲が広がる所もあるものの、大きな天気の崩れはなさそうだ。
ただ、北海道や東北北部の山沿いでは大気の状態が不安定になって雨雲が発達しやすくなる。急な雨に注意が必要だ。
台風18号 小笠原諸島で突風や雷雨に注意 本州への大きな影響はなし
台風18号は、日本の南を東よりに進んで、本州に接近することはない見込み。ただ、小笠原諸島では南部を中心にあすにかけて落雷や突風、急な雷雨に注意が必要だ。
来週も各地で真夏日予想 柔軟なクールビズ実施の検討を
この30℃を超えるような暑さは来週火曜日頃まで続く予想。10月を迎えても、まだ残暑が続きそうだ。
従来、きょう9月30日がクールビズ期間の終わりとされていたが、環境省は昨年に続き今年も、クールビズの全国一律の実施期間の設定しないこと発表している。気温や働く環境を踏まえた上で、各自で対応を行うことが求められている。
(気象予報士・森戸美唯)