大竹しのぶが「PICU 小児集中治療室」で初共演・吉沢亮の母親に

大竹しのぶが、フジテレビ系で10月10日にスタートする連続ドラマ「PICU 小児集中治療室」(月曜午後9:00。初回30分拡大スペシャル)に出演することが分かった。

本作は、15歳以下の子どもを対象にした小児専門の集中治療室(Pediatric Intensive Care Unit=PICU)を舞台にしたメディカル・ヒューマンドラマ。大規模なPICUの運営は極めて困難だといわれてきた北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)が、PICU科長・植野元(安田顕)ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUと、PICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。

大竹が演じるのは、武四郎の母・志子田南。武四郎にとって南はこの世で最も大切で大好きな“母ちゃん”であり、一方、南にとっても女手一つで育てた武四郎はかけがえのない一人息子。初共演の大竹と吉沢が、相思相愛の親子になってドラマを大いに盛り上げる。

南はカラッとした明るい性格で、まるで北海道の大地のように器の大きい“どさんこ母ちゃん”だ。武四郎が落ち込んでいる時は、武四郎の大好きなおかずを作って励まし、厳しくも愛情深い言葉で鼓舞する。武四郎はそんな南のことが世界で一番大好きだが、不器用な性格も相まって、素直に愛情表現できず、生意気なことばっかり言っている。その代わり、得意の料理で愛情表現しているつもりで、そのために実家から通える病院である丘珠病院を勤務地に選んだ。そんな武四郎の性格もよく分かっている南。子育てが一段落した今は、ハワイに行くためにフラダンスを特訓中だ。

大竹は「命とは、こんな一瞬のタイミングで救われたり、奪われたりするのかと。大変難しい問題に、真正面から向き合っている脚本でした」と感想を述べて、役作りについては「とにかく息子をいとしいと思うこと、そこだけです」とコメント。 また、吉沢には「初めての一緒のシーンから不思議なぐらい会話が自然で、本当に一緒に芝居ができて“喜び”を感じています。愛があふれるドラマです。ぜひ、ぜひ、ぜひ!」と、よき親子関係が築けていることを報告している。

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