大会成功へ思い一つ 関係者集い団結式 第14回えちご・くびき野100キロマラソン

 「第14回えちご・くびき野100キロマラソン」が9日に開かれるのに先立ち、団結式が9月30日、上越市下門前のリージョンプラザ上越で行われた。実行委員や大会関係者ら約60人が参集し、大会の成功を祈念して気勢を上げた。

「エイ、エイ、オー」の掛け声に合わせて拳を突き上げた

 全国からランナーが集い、上越市内各地を駆ける2年に1度のウルトラマラソン。第12回は台風の接近、第13回はコロナ禍のため、いずれも中止。今大会が6年ぶりとなる。
 エントリー数は1863人で、うち県外が1232人。ランナーは100キロの部(スタート、リージョンプラザ上越)と60キロの部(同、うみてらす名立)に分かれて走り、ゴールのユートピアくびき希望館を目指す。
 この日の団結式では大会会長を務める中川幹太市長があいさつ。「ランナー、実行委員や大勢のボランティア、地域の皆さんの姿が戻ってくることはとても喜ばしい。この『くびき野』を気持ち良く走ってもらえるよう、支援と協力を」と呼び掛けた。
 ゴール地点となる頸城区の望月博同区部会長は「ランナー、ボランティア、事務局の三方良しとなる大会を目指し頑張りましょう」、ランナー代表の高橋聰さん(上越市)は「初参加となった前回大会からはや6年。納得のいく走りをしたい」とそれぞれ決意表明。最後に全員で「鬨(とき)の声」を上げ、拳を高く突き上げた。

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