コルテスの好投でヤンキースが快勝 ジャッジは三冠王から後退

【オリオールズ0-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは初回に3点を先制すると、2回にも1点を追加し序盤からリード。投げては先発のネスター・コルテスが7回1/3を投げてキャリアハイに並ぶ12奪三振を記録し、被安打1、与四球2、失点0の快投を見せるなど投打にオリオールズを圧倒し、8対0で快勝した。コルテスは12勝目(4敗)をマークし、オリオールズ先発のオースティン・ボースに4敗目(5勝)が記録されている。

ヤンキースは1回裏にグレイバー・トーレスのタイムリー二塁打で先制すると、続くジョシュ・ドナルドソンが犠牲フライ。さらにジャンカルロ・スタントンの29号ソロも飛び出しこの回一気に3点を奪う。2回裏にもカイル・ヒガシオカの9号ソロで追加点を奪うと、7回裏には3連打などで4点を奪い試合を決めた。コルテスは初回を3者三振で終える素晴らしい立ち上がりを見せると、オリオールズ打線を相手に2塁すら踏ませないピッチング。リリーフ陣も無失点で繋ぎ完封リレーに成功している。

三冠王とア・リーグ単独記録のシーズン62本塁打が期待されているヤンキースのアーロン・ジャッジは「1番・ライト」でスタメン出場して2打数0安打2四球。打率を.313に下げて首位打者から一歩後退となった。現在7試合連続で四球を記録するなど相手投手の厳しいマークを受けているが、本塁打記録と三冠王への挑戦が最後まで注目される。

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