今週は気温変化に注意 週後半は関東で11月並みの肌寒さ 次の連休はすっきりしない天気

3日(月)の全国天気と予想最高気温

 3日(月)も全国的に時季外れの陽気が続き、西日本を中心に30℃を上回る所がありそうだ。
 あす4日(火)も東京で30℃予想など、9月のような暑さが続くが、午後は北海道や東北北部で気温が下がり始める見込み。
 5日(水)は東・西日本でも風の冷たくなる地域があり、季節の急ぎ足ぶりに少し戸惑いを覚えるかもしれない。

雨を境に風冷たく

4日(火)の雨と風の予想

 3日(月)午後は全国的に雲が多めだが、東北北部でも25℃を超えるなど、引き続き気温の高い状態が続く見込み。
 ただ、4日(火)は北日本で、一転して気温の下がる地域が多く、札幌では午前より午後の方が風が冷たくなりそうだ。
 こうした気温の急降下は、前線の通過によるものだが、激しい雷雨を伴う場合があるので、5日(火)にかけて日本海側を中心に天気の急な変化や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要となる。

5日(水)の東京の天気、気温、風

 5日(水)~6日(木)は東・西日本の太平洋側でも、順次冷たい空気が浸透していく見通し。
 これまで暑すぎるくらいだった地域は、むしろ平年並みの気温となる所も多いが、風の強さを考慮した服選びをしないと後悔しそうだ。
 東京都心の場合、5日(水)は朝の通勤通学の時間は23℃前後、湿気が多めで長袖では少し不快に思えるかもしれない。
 ただし、その後は雨が降って気温が下がり、帰宅時間は15℃前後で北風も吹くので、風や雨を通しにくい上着を用意しておくと良さそうだ。

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週間予報(天気・気温)

 金曜日以降も、北日本や関東甲信、北陸あたりは、晴れ間がある地域でも気温の上昇は抑えられそうだ。
 関東など南岸地域はぐずついた天気が続く可能性があり、より気温が上がりにくいことが考えられる。体調管理には十分に注意したい。
 連休中、日本付近は湿った空気の影響で、すっきりしない天気が続き、10日(スポーツの日)は東・北日本で天気の崩れる所が多い見込み。

(気象予報士・高橋和也)

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