自宅に遺体放置した56歳男を逮捕 80代父親か 広島市南区

広島市南区の自宅で、男性の遺体を遺棄した疑いで56歳の男が逮捕されました。警察は遺体が80代の父親とみて調べを進めています。

広島市南区向洋大原町の無職の男(56)は、先月中旬から2日までの間、自宅に男性の遺体を放置して遺棄した疑いがもたれています。

男は2日午後10時前に逮捕されましたが、3日午後1時すぎに健康上の理由で釈放されました。

遺体は2日午後1時ごろ、付近住民から「1週間姿が見えない。」などと通報を受け現場にかけつけた警察官が発見しました。

調べに対して男は「父が死んだことを隠していた。」と話しているということです。

遺体は1階の和室で仰向けの状態で発見され目立った外傷はなかったということです。

警察によりますと男の80代の父親と連絡が取れていないということで、遺体の身元確認を進めるとともに事件の詳しいいきさつを調べています。

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