川口春奈が称賛する「silent」での目黒蓮の手話。「表情も含めて大事に演じたい」

フジテレビ系で10月6日にスタートする連続ドラマ「silent」(木曜午後10:00。初回は15分拡大)の記者会見が開かれ、主演の川口春奈、共演のSnow Man・目黒蓮、鈴鹿央士が登壇した。

ドラマは、主人公・青羽紬(川口)が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人・佐倉想(目黒)と8年の時を経て偶然の再会を果たし、そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも、寄り添い、乗り越えていこうとする姿を丁寧に描く。

川口は「難しい役どころであり、ストーリー的にも温かいところや切ないところがあって、全身全霊を懸けてやらせてもらいたいと思いました」と気合十分。手話を披露する目黒は、「滝沢歌舞伎」をきっかけに手話に興味を持っていたということで、「手話は離れたところにいる人にも自分の思いを伝えられるすてきなコミュニケーションの一つ。そんな手話をしっかりと勉強させてもらえる機会をいただけてうれしい」と喜び、「手だけではなくて表情も含めて手話だと思うのでそこを大事に演じたい」と意気込んだ。

その手話について、川口から「目黒さんは完璧。手だけではなくて体と気持ちでやってくれるので、私自身も刺激を受けています」と称賛され、目黒は「想の伝えたい思いを大切に演じているので、それを手話で伝えられたと思います」と襟を正していた。

一方、紬の現在の恋人・戸川湊斗役の鈴鹿は、自身の役柄を「セリフにもあるけれど、とにかく優しい人。自分の気持ちよりも相手の気持ちを考えて行動している人。言葉選びからも優しい人だとわかります」と分析。これに川口は「鈴鹿さん自身が顔に優しいと書いてあるような優しい人なので、顔を見るだけで胸がキュッとなる。その優しさに助けられたり、切なくなったり。日々感情が忙しいです」と好演ぶりを伝えた。

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