イッセー尾形が、フジテレビ系で10月10日にスタートする連続ドラマ「PICU 小児集中治療室」（月曜午後9：00。初回30分拡大スペシャル）の初回にゲスト出演する。
本作は、15歳以下の子どもを対象にした小児専門の集中治療室（Pediatric Intensive Care Unit＝PICU）を舞台にしたメディカル・ヒューマンドラマ。大規模なPICUの運営は極めて困難だといわれてきた北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎（吉沢亮）が、PICU科長・植野元（安田顕）ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUと、PICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。
尾形が演じるのは、ベテラン医師の山田透。北海道稚内市にある古くから続く山田医院の院長である山田は、分厚い眼鏡をかけ、いかにも頑固そうな雰囲気をまとう。建物はかなり年季が入っていて、寂れた診察室には古い医療機器が並ぶ。武四郎が勤める最先端の丘珠病院とは対極にある、ごくごく小さな医院だ。ある日、山田のもとに腹痛を訴える少女がやって来るが、このことが後に武四郎たちを巻き込む大きな事態へと発展していくことになる。
尾形は「感傷の先よりも科学の先に命はある。そう思わせるシーンに、このドラマの骨格を感じました」と明かし、吉沢との共演に「絶対に何かが起こります。でもそれは見ている人たちだけに分かることですから、演じた後にその顔を見るのが楽しみです」と期待。
そして、放送に向けて「吉沢さんの魅力全開のドラマになるでしょう。根っこのところでのハンパない責任感が画面から毎回にじみ出てくると思います。もちろんそれゆえのジレンマと闘って。その成長を皆さんで応援してあげてください」とメッセージを寄せている。
