キッチンカーで中心市街地活性化 駐車場や公園、岡山市事業第2弾

市役所本庁舎の駐車場に出店したキッチンカー

 岡山市中心部の駐車場や公園などにキッチンカーを出店し、にぎわい創出につなげる市の事業「Food Park(ing)」が3日始まった。12月28日までの期間中、4カ所で街行く人たちの舌を楽しませる。

 初日は市役所本庁舎駐車場にお好み焼きレストラン「ベル」(南区藤田)のキッチンカーが出店し、オーナーの西田和正さん(55)らが車内で調理。ネギやチーズをトッピングしたお好み焼きのほか、凍らせたイチゴをスライスした商品をランチタイムに売り出し、市職員や来庁者が買い求めていた。

 中心市街地活性化の一環として1~3月に実施した事業の第2弾。市庭園都市推進課は「事業で見えてくる効果や課題を検証し、よりよいまちづくりにつなげていきたい」としている。

 他の出店場所は、アパレル大手「ストライプインターナショナル」(北区幸町)と専門学校「岡山ビジネスカレッジ」(同田町)の各敷地内、下石井公園(同幸町)。出店がない日もあり、提供メニューや出店日時などは専用のスマートフォンアプリで確認できる。

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