藤巻亮太 主催の野外音楽フェス『Mt.FUJIMAKI 2022』、3年ぶりの現地開催終了! アーカイブ配信は10月8日(土)10:00から12日(水)23:59 まで

2022年10月1日(土)、2日(日)の2日間、山梨県・山中湖交流プラザ きららにて、藤巻亮太がオーガナイザーを務める野外音楽フェス『Mt.FUJIMAKI 2022』を開催した。 2018年にスタートした『Mt.FUJIMAKI』は、新型コロナウィルス感染症対策を鑑みて、2020年は開催断念、2021年は都内から無観客生配信での開催を経て、3年ぶりの現地開催となった。 10月1日(土)は、オープニングセレモニーとして山中湖村村長の挨拶と地元・山中湖中学校のビッグバンドBLUE LAKE BEATによる演奏を経て、オーガナイザーの藤巻亮太(acoustic)からスタート。その後、竹原ピストル、橋本絵莉子、中島美嘉、岸谷香と続き、初日のラストには奥田民生が登場。 10月2日(日)は、Salyu(×salyu)、Saucy Dog、小山田壮平(band set)、MONGOL800、真心ブラザーズ、フェスのフィナーレを藤巻亮太(band set)が飾った。

本編中はオーガナイザーの藤巻がホストを務め、このフェスへの思いやアーティストへのリスペクトを込めて進行。アコースティック・ギター1本で力強い歌声を響かせた竹原ピストル、新曲「宝物を探して」やチャットモンチーのナンバー「恋愛スピリッツ」を爽やかに届けた橋本絵莉子、藤巻自身が率いるMt.FUJIMAKIバンドとともにコラボ曲「真冬のハーモニー」を含むバラエティに富んだセットリストとなった中島美嘉、しっとりとした鍵盤の弾き語りからエレキギターをパワフルに弾く姿まで、さまざまな姿で観客を虜にした岸谷香、バンドとソロの曲に加えて、レミオロメンの「粉雪」を藤巻とのコラボでも披露した奥田民生で終了。 2日目は、ギターとコーラスというシンプルな編成で幻想的なハーモニーで魅せたSalyu(×salyu)、キャッチーな楽曲でオーディエンスを盛り上げたSaucy Dogは、山中湖のステージで「こんなにいい天気は初めてです! ありがとう!」と楽しそうに話す場面も印象的だった。続いて、圧倒的かつエモーショナルなパフォーマンスで観客を魅了した小山田壮平、「小さな恋のうた」などのヒット曲やダンサーの登場で会場をひとつにしたMONGOL800、傾いた陽の光に包まれながら「BABY BABY BABY」「素晴らしきこの世界」をMt.FUJIMAKIバンドとともに届けた真心ブラザーズと、2日間にわたってオーガナイザーの藤巻亮太のリクエストも盛り込まれたこのフェスならではのスペシャルなセットリストとなった。

2日目のラストをバンドセットで飾った藤巻亮太は、ソロ1stアルバムから「オオカミ青年」や、昨年リリースした新曲「まほろば」、さらにバンド時代の「雨上がり」など8曲を披露。2012年のソロ・デビューから10周年を迎えたということもあり、「この10周年イヤー内にはアルバムを出したいと思っています。これはお約束できると思います。新しい自分なりの景色が見えているような気がします」と新しいアルバムのリリースを予定していることを発表し、本編最後に初披露となる新曲「Sunshine」を届けた。「(現地開催ができなかった)2年分の思いも成就できたのかな」とスタートしたアンコール曲「3月9日」では、観客がスマートフォンのライトを点灯させるというサプライズがあり、客席に広がった幻想的な景色を前にした藤巻もまた、思いが込み上げた様子で楽曲を歌い上げた。 天候にも恵まれた山中湖と富士山をバックに、抜群のロケーションのなかで2日間にわたって開催した『Mt.FUJIMAKI 2022』。有料アーカイブ配信は10月8日(土)10:00から10月12日(水)23:59の期間中に鑑賞できる[Salyu(×salyu)、Saucy Dogの放映、アーカイブはなし]。詳細はオフィシャルサイトでご確認いただきたい。【Photo by Ryo Higuchi】

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