北朝鮮ミサイル 岡山県も警戒 不測の事態備え状況把握急ぐ

岡山県庁

 北朝鮮は4日午前7時22分ごろ(日本時間同)、北部から東に向けて弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によるとミサイルは青森県付近の上空を通過し、約20分間で約4600キロ飛行した。

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 北朝鮮が弾道ミサイルを発射した問題で、岡山県でも4日、担当者らが政府からの緊急情報などを受け、不測の事態に備えた。

 県危機管理課によると、同日午前7時27分に緊急情報システムEm―Net(エムネット)で「北朝鮮からミサイルが北海道方向に発射されたもよう」と連絡があり、担当職員2人が同課で警戒。「青森方向に発射」「太平洋へ通過」といった続報をチェックした上で、県内各市町村の状況把握などを急いだ。

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