サミット対策課を新設 G7保健相会合開催で長崎県警

看板を掲げる杉本課長(左)と池園警備部長=県警本部

 先進7カ国首脳会議(G7サミット)の保健相会合が来年長崎市で開催されるのに伴い、県警は3日、警備部にサミット対策課を新設。発足式で杉本正彦課長が万全な警備態勢に向けた決意を語った。
 同課は同日時点で17人態勢。国内で過去開催されたサミットなどを参考に情報収集などに当たり、要人警護に万全を期す。同課によると、県内で政府主催の会議が開かれるのは初。2014年の長崎がんばらんば国体・大会、19年のローマ教皇来崎以来の大規模警備となる。
 発足式の訓示で中村亮本部長は▽事前準備として綿密な計画の作成▽関係機関との連携-などを求めた。杉本課長は「責任の重さを肝に銘じ、一致団結してその任務を全うする」と述べ、池園直隆警備部長と共に看板を掲げた。


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