『はじめるなら尾道がいい。尾道への移住ではじまる、マイペースなクリエイティブライフ。watarite(ワタリテ)編 』~SETOUCHI+~

SETOUCHI+10月特集は「 はじめるなら尾道がいい。」と題し、尾道に移住し、モノ作りをはじめた女性作家3名を特集しています。

今、注目の「移住」。尾道を移住地に選び、町に背中を押され、自分のしたかったモノ作りを始めた。その作品の紹介、販売を通して、尾道で自分らしく暮らす女性作家と移住地「尾道」の魅力を伝えます。

暮らしを優しく穏やかに包み込む

陶器アクセサリーが生まれる場所

カラフルな色彩に、どこか北欧の雰囲気を感じるモチーフ。尾道の小さな窯から生まれる陶器のアクセサリーは、どれも繊細で美しいものばかりです。肌馴染みがよく、温かい雰囲気を醸すブローチやネックレスは、毎日の装いにさりげなく取り入れたいもの。今回は、個性的かつクラシカルな雰囲気漂う陶器アクセサリーを展開し、ファンを獲得し続ける陶器店「watarite(ワタリテ)」を訪問。同店のオーナー岡田洋子さんに尾道移住の経緯から、プロダクトにかける思いを伺いました。

それぞれのライフスタイルに寄り添う美しく表情豊かな陶器店

尾道商店街を構成する5つの通りの1本目「芙美子通り」の一画に、ホワッと優しい雰囲気を醸し佇むのが陶器店「watarite」です。アクセサリーやインテリア小物など、陶を使ったアイテムを主軸とし、2019年にオープンしました。

営業日は、金~日曜の週3日間。尾道をふらり訪れる観光客はもちろん、ここにしかない陶器プロダクトに魅了され、県外からリピート訪問する人も多いとか。

コンパクトな店内には、大ぶりのブローチ、耳元を飾る小さなピアスやイヤリングなどのアクセサリー、おうち時間をゆるやかに演出してくれるインテリア雑貨や小物までが、ずらりと並んでいます。その全てが、一点一点、制作工程に長い時間と手間が掛けられてつくられたものです。

表現の場所として移住した尾道という街

これら全てを手掛けるのが、尾道へIターンした陶器作家の岡田陽子さんです。山口県出身の岡田さんは、岡山県の大学にて、デザイン学部における焼き物を専攻。卒業後は、長崎県の窯元に3年間勤め、プロダクトデザインや生産管理まで、陶芸に関するノウハウを身に付けたといいます。その後、独立するために退職し、腰を据える場所を探して長崎から旅するように北上。たまたま辿り着いた尾道で宿泊したゲストハウスで、移住者コミュニティの誕生日会が開催されていたそうです。

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SETOUCHI+ 2022年9月30日
TEXT&PHOTO/大須賀あい

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