秋の高原 地元の中学生が魅力伝える 広島・八幡湿原のトレッキングガイドに挑戦

秋を迎えた高原の魅力を中学生が伝えました。広島県北広島町の中学生が、トレッキングガイドに挑戦しました。

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秋の花々が咲く北広島町の八幡湿原です。

中学生
「あちらの方面に言葉をいうとかえってくるので、いろんな言葉を言って、ストレス解消などしてください! おーーーーーい!」

参加者
「おーーーーーい!」
「やっほーーーー!」

水口谷湿原など、地元の自然を案内しているのは、芸北中学校の1年生7人です。

「トレッキングガイド」は、生徒が地元の自然について学び、その魅力を多くの人に知ってもらおうという取り組みです。

この日は、町の内外から11人の参加者が集まり、班に分かれて湿原や丘など、およそ1キロの距離を1時間かけて進みました。

佐藤 拡輝 さん
「カラコギカエデの葉は、カエルの後ろ足と同じなんですよ。5個の葉になっています。とんがっている部分が…」

生徒たちは、この日のために4月からガイドの方法を学び、湿原の下見をして植物の勉強をしました。

途中は、緊張のせいか、こんな間違いも…。

近藤 満里菜 さん
「これはアワビ…? アケビだ! これは今、食べごろではないのですが、(実が)開けば食べごろになります」

広島市からの参加者
「楽しかったですね。」

「ぜひ、また参加したいですね。子どもたちにとっても、この自然が魅力的で、とってもいいところに住んでいるのだなと感じられるのは、とても素敵な取り組みだと思う」

有泉 紗菜 さん
「(参加者は)全然、知らない人だったけれど、話すことができて、ガイドをするだけでなくて、少し仲良くなれてコミュニケーションがとれてよかったです。(芸北の魅力を)知らない人たちにいっぱい伝えたいなとがんばったので伝わったかなと思います」

生徒たちは、来月18日に今回のガイドをした体験を地元の人たちにも発表する予定です。

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