マリナーズがダブルヘッダー連勝 野手登板の選手に勝ち星の珍記録

マリナーズはどちらも打撃戦となったタイガースとのダブルヘッダーに連勝し、ワイルドカード2番手が確定。第1試合のタイブレークをサヨナラで勝利すると、第2試合は9得点と打線が終始好調だった。なお、他球場の結果を受けてプレーオフのシード順が全て確定。ワイルドカードゲームはレイズ対ガーディアンズ、マリナーズ対ブルージェイズ、フィリーズ対カージナルス、パドレス対メッツの4カードで決定した。

ダブルヘッダー第1試合【タイガース6-7xマリナーズ】延長10回タイブレーク@T-モバイル・パーク

マリナーズは2点を追う7回裏にタイ・フランスとエウヘニオ・スアレスの2本のタイムリーで同点とすると、再び1点を追う延長10回裏にはカルロス・サンタナのタイムリーで追いつき、エイブラハム・トロの犠牲フライでサヨナラ勝利を決めた。マリナーズ5番手で登板した捕手登録のルイス・トレンズがメジャー初勝利をマークし、タイガース6番手のグレゴリー・ソトが10敗目(2勝)を喫している。なお、野手登板の選手が勝ち投手になるのは、2014年にカブスのジョン・ベイカーが記録して以来8年ぶりの記録。マリナーズの歴史上では初の出来事となった。

ダブルヘッダー第2試合【タイガース6-9マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズは4点を失い逆転された直後の5回裏にカル・ローリーの27号ソロで同点とすると、トロの2点タイムリーで勝ち越しに成功。6回裏にも2点を追加し、9対6でタイガースを下した。マリナーズ先発のジャスタス・シェフィールドが今季初勝利(0敗)を記録し、4番手のディエゴ・カスティーヨが7セーブ目を記録。タイガース2番手のエルビン・ロドリゲスに4敗目(0勝)が記録された。

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