カージナルスがパイレーツに逆転で敗北 93勝でレギュラーシーズン終了

【カージナルス3-5パイレーツ】@PNCパーク

カージナルスは序盤に3点をリードしたものの、3回裏に1点を失うと、4回裏には四球と連打で4点を失うなど投手が踏ん張れず。3対5でパイレーツに敗れて93勝69敗でレギュラーシーズンを終えた。3番手のマニー・バニュエロスが2勝目(1敗)をマークし、5番手のヨハン・ラミレスが今季初セーブを記録。カージナルス先発のマシュー・リベラトーリは2敗目(2勝)を喫している。

ワイルドカードゲームに向けて勢いをつけたいカージナルスは、1回表にトミー・エドマンのタイムリーと相手のエラーで2点を先制すると、3回表にはノーラン・アレナードがタイムリーを放ち3対0とリード。しかし3回裏にロドルフォ・カストロのタイムリーで1点を返されると、4回裏には先発のリベラトーリが制球を乱し、ディエゴ・カスティーヨのタイムリー二塁打、ケビン・ニューマンのタイムリーなどで4失点。カージナルスはこの悪い流れを最後まで断ち切れず、反撃はならなかった。

今季での引退を表明しているカージナルスのアルバート・プホルスはこの試合出場なし、ヤディアー・モリーナは代打で登場しセカンドゴロに倒れている。この試合をもって両選手の通算成績が確定。プホルスは通算3,080試合に出場して3,384安打(歴代10位)、打率.296、本塁打703(歴代4位)、打点2,218(歴代2位)、OPS.918と歴史に名を残すキャリア。モリーナは通算2,226試合(うち捕手として2,184試合・捕手歴代4位)に出場して2,168安打、打率.277、本塁打176、打点1,022、OPS.726を残し、カージナルス一筋で地区優勝9回、ワールドシリーズ制覇2回の強豪チームを支え続けた。カージナルスは日本時間10月8日からフィリーズとワイルドカードゲームを戦うことが決まっており、偉大なキャリアを歩んだ2人の最後の大舞台に注目だ。

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