メガネ使用率の都道府県ランキング1位は…最も低いのは栃木県 ジンズが「メガネ白書2022」発表

度あり眼鏡使用率の都道府県ランキング上位5位と下位5位(JINS調べ「メガネ白書2022」)

 眼鏡チェーン「JINS」を運営するジンズ(本社東京)は10月5日、眼鏡やサングラスに関する実態調査「メガネ白書2022」をリリースした。その中で度あり眼鏡使用率の都道府県別ランキングを発表。眼鏡の産地と言えば福井県だが、眼鏡使用率1位の都道府県は一体どこ。

眼鏡とマスクの併用で感じること

 白書の中で、マスク着用時の眼鏡使用で感じる点について質問。「眼鏡が曇りやすい」との回答が70.1%と最も多かった。「耳が痛くなりやすい」(20.6%)、「暑い」(19.4%)、「汗をかきやすい」(16.6%)と続いた。いずれも眼鏡とマスクの併用に不便さを感じていることがうかがえる。

眼鏡使用・都道府県ランキング

 度あり眼鏡の使用率が1位だったのは秋田県で76.4%。2位は三重県で76.2%だった。兵庫県74.4%、群馬県74.2%、福島県74.1%と続いた。全国平均は69.5%だった。

 最も使用率が低かったのは栃木県で62.5%。次が和歌山県63.8%、、茨城県65%、沖縄県65.4%、埼玉県65.6%と続いた。

 サングラスの使用率は沖縄県が1位で28.7%。長崎県が20.9%で2位、3位は宮崎県19.7%だった。下位3位は滋賀県が最も低く11.7%。鳥取県13.3%、富山県13.4%と続いた。

 この1年で購入した眼鏡の価格帯のランキングも発表。1位は東京で2万802円。2位大分県1万9943円、3位広島県1万9356円だった。最も低かったのは長野県で1万511円。高知県1万1367円、宮城県1万2913円と続いた。

 メガネ白書2022は8月30日から9月2日、インターネットによるアンケート調査の形式で実施。20~60代の眼鏡を使う男女が対象で、都道府県別調査は4700人、意識調査は1400人を調査した。

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