今年は「義」と「龍」 SAKEまつり限定酒「総がかり」 7日から販売

 越後・謙信SAKEまつり(10月22、23日)に合わせ、上越、妙高両市の14蔵元の日本酒で作るブレンド酒「総がかり」が、7日から両市の約60店と公式通販サイトで販売される。今年は「義」と「龍」の2種類。いずれも720ミリリットル入り1900円(税込み)。各1000本限定。

今年の「総がかり」は「龍」と「義」の2種類。特徴ある味わいと香りが楽しめる(5日、千代の光酒造で撮影)

 昨年のSAKEまつりで、参加する蔵元「総掛かり」でイベントを盛り上げようと、同実行委員会が企画。製造を担当する、千代の光酒造(妙高市窪松原)の池田剣一郎常務(39)によると、それぞれの蔵元の酒の良さをより生かそうと、今回は2種類を用意したという。
 いずれも食中酒に向き、「義」はフレッシュ感とキレのある味わいで刺身などに、「龍」はフルーティーでコクがあり煮魚や鍋料理などと合う。冷酒かぬる燗がお勧めだという。
 購入者には1本購入ごとにキャッシュバッククーポン1枚を進呈。SAKEまつり会場のおちょこ販売所で、現金100円と引き替えられる。池田常務は「ラベルのQRコードから、ブレンドした酒の情報が分かるなど、利き酒のような楽しみ方もできる。家族や仲間と楽しんで」と話した。
 販売店の詳細は、イベント公式サイト(https://www.kenshinsake.com/)へ。

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