静岡“初代女王”ならず…東京に1対2 栃木国体サッカー少年女子決勝

栃木県で開催されている「いちご一会とちぎ国体」で、今年新設された16歳以下の選手で構成するサッカー少年女子。静岡県チームは決勝まで勝ち上がり、10月6日、初代女王をかけ、東京と対戦しました。

静岡は前半15分。コーナーキックから決定機を作ると、懸命にボールを押し込もうとしますが、クリアされてしまいます。

試合が動いたのは、前半25分。東京が見事なパスワークをみせると、最後は角度のないところから決められ、先制を許します。

追いつきたい静岡は後半2分。FW藤原凛音(藤枝順心高)が決め、1-1の同点に追いつきます。

しかし、その5分後の後半7分、コーナーキックから失点。追う静岡はその後、何度もチャンスを作りますが決め切ることができず、そのままタイムアップ。あと1点が遠く敗れた静岡、初代女王に輝くことはできませんでしたが、全員でつかんだ準優勝です。

静岡県チーム主将 樋口梨花主将(JFAアカデミー福島)

「チームの総力戦で全員で一緒に戦えたと思いました」

静岡-東京 同点に追いつき喜ぶ静岡の選手たちー6日撮影 栃木・矢板運動公園陸上競技場

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