11月3日より劇場公開される、差別や偏見に悩む高校生をユーモアを交えつつ描いた青春映画「恋人はアンバー」から、場面写真が公開された。
同性に恋するエディとアンバーの2人の高校生が、期間限定で恋人のフリをするという内容の本作。公開された場面写真では、みんなの前で「キスしよう！」とアンバーを誘うエディ、映画館で初デートをするエディとアンバーのほか、女子の話に花が咲く男子生徒たちの様子、教室で授業を受けるクラスメイトの姿などが切り取られている。
「恋人はアンバー」は、1995年、同性愛が違法でなくなってから2年後のアイルランドを舞台とした作品。同性愛者への差別や偏見が根強く残る田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバーは、家族や同級生にセクシュアリティを悟られず平穏に卒業を迎えるため、“ニセモノの恋人”を演じることになる。
アイルランドで2020年に封切られた本作は、アイルランド版アカデミー賞と言われる「アイリッシュ映画＆テレビ賞」（第17回）で8部門にノミネートされ2部門を受賞。ほかにも、ニューヨーク最大のLGBTQ映画祭である「NewFest」（第32回）では特別賞を受賞するなどの評価を受けている。日本国内でも、「レインボー・リール東京」(第29回)、「映画祭TAMA CINEMA FORUM」(第31回)、「EUフィルムデーズ」(第20回)で上映された。
【作品情報】
恋人はアンバー
2022年11月3日(木・祝) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給：アスミック・エース
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