上越・妙高の銘酒堪能 100人参加し横浜クルーズ 上越・妙高美食マルシェ実行委

 横浜港を拠点にするクルージング船「マリーンルージュ」で上越、妙高の銘酒を楽しむイベントが1日、開かれた。首都圏や中京圏の日本酒・ワイン愛好家や新潟ゆかりの人ら100人が出席した。
 県の「消費喚起・需要拡大プロジェクト」応援事業を活用し、「上越、妙高の産品の良さを広く知ってもらい、実売につなげよう」と両市の飲食関係者でつくる「上越・妙高美食マルシェ実行委員会」が主催した。
 地元からは日本酒、ワインの醸造元や発酵香辛料の製造元らが出席。味の特徴を説明したり、出席者の質問に応じるなどした。出席者からは「新潟の日本酒はうまい、というイメージがあったが、実際に飲んでみて実感できた」「飲み比べや蔵元と話す機会はめったにないので、楽しかった」といった声が聞かれたという。

上越、妙高両市の日本酒・ワイン醸造元らが乗船。出席者にプレゼンテーションを行った(1日、マリーンルージュで、実行委員会提供)

 実行委員会の清水剛事務局長は「下船の際、次回を望む声やインターネットで酒などを買うことができるか、といった問い合わせを受けた。イベントが実売に結び付く手応えを感じた」と話していた。

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