ゾンビの吐く息に含まれるメタンガスが燃料に “With ゾンビ”世界が舞台 「ゾンビ・サステナブル」予告

10月より開催される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2022」で上映される、パンデミック後の“With ゾンビ”な世界で繰り広げられるバイオレンスアクション「ゾンビ・サステナブル」の、予告編が公開された。

「ゾンビ・サステナブル」は、荒れ果てた大地を舞台に、人類の大半がすでにゾンビになった世紀末を描いた作品。突如人類を襲った”ゾンビパンデミック”により荒廃した世界を生きるリースは、治療薬を開発する謎の組織に仕えていた。ある日、“ハイブリッド”と呼ばれる半ゾンビの女性が治療薬のカギを握ると知ったリースは、その女性を救うため、反乱軍たちとともに極悪なボスに反旗を翻す。ゾンビの吐く息に含まれるメタンガスがあらゆるものを動かす燃料となるなど、”ゾンビがサステナブルなエネルギー源”となっている世界を描いているのが特徴。

公開された予告編では、肉焼きグリルの横でメタンガスを集めるためにマスクをはめられたゾンビ、発電のため自転車をこがされるゾンビ、人間のサンドバッグの代わりにされるゾンビなど、さまざまな用途で活用されるゾンビの姿に加え、激しいアクションシーンも収められている。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2022」は、「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つとして知られるシッチェス映画祭の上映作品から厳選した作品を上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。10月21日から東京・大阪・名古屋・京都・神戸で順次開催される。カルト教団からの8年に渡る母子の逃亡劇「呪われた息子の母 ローラ」なども上映される。

【作品情報】
ゾンビ・サステナブル
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」で上映

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