62号を放ったヤンキース・ジャッジらが今季最後の週間MVPに選出!

日本時間10月7日、メジャーリーグ機構は2022年レギュラーシーズン最終週の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とJ・D・マルティネス(レッドソックス)、ナショナル・リーグはマット・オルソン(ブレーブス)が選出された。ジャッジは今季3度目、キャリア通算7度目の受賞。マルティネスは昨年4月以来キャリア通算10度目の受賞となり、オルソンは意外にも今回が初受賞となった。

ジャッジは9試合に出場してわずか6安打に終わったが、そのうちの2本がホームラン。1961年ロジャー・マリスに並ぶ61号、そのマリスの記録を更新する62号を放ったことが評価され、週間MVPに選ばれた。9試合で打率.231、2本塁打、3打点に終わったジャッジだが、2度の申告敬遠を含む12四球と勝負を避けられ、出塁率は.487の高水準。そのため、OPSも.949と上々の数字だった。

マルティネスは9試合に出場して打率.353(34打数12安打)、3二塁打、4本塁打、7打点、OPS1.183の好成績をマーク。今季は低調なシーズンとなったが、シーズン最終戦で2本塁打4打点の活躍を見せるなど、いい形で2022年レギュラーシーズンを締めくくった。最後の9試合で5度のマルチ安打を記録し、打率を.269から.274、OPSを.763から.790へ上昇させてシーズンを終えた。

オルソンは9試合に出場して打率.375(32打数12安打)、1二塁打、6本塁打、11打点、OPS1.416と大爆発。ブレーブス移籍1年目は好不調の波が激しいシーズンとなったが、2年連続となる30本塁打100打点をクリアし、OPSも辛うじて8割台(.802)に乗せた。日本時間9月29日のナショナルズ戦から4試合連続アーチを記録。特にメッツとの首位攻防3連戦では全試合で本塁打を放ち、ライバルをスイープして逆転で地区優勝を果たす原動力となった。

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