宮島県議が出馬意向 来春の佐世保市長選

宮島大典氏

 任期満了に伴う来春の佐世保市長選に、元衆院議員の宮島大典県議(59)=佐世保市・北松浦郡区=が立候補する意向を固めたことが8日、分かった。月内に表明する見通し。
 宮島氏は、長崎新聞の取材に「日に日に多くの方から期待する声を寄せていただいている」と答えた。近く支援者らに自らの考えを伝えるとみられる。
 宮島氏は同市出身。一橋大卒。1991年県議選で初当選。98年衆院長崎4区補選で自民党公認を受けて国政進出を果たしたが、2000年衆院選で敗れた。民主党公認で臨んだ09年衆院選で返り咲き、12年に防衛政務官に就任した。その後の衆院選は3回連続で落選。19年県議選に無所属で立候補し当選した。
 同市長選で出馬の動きが表面化するのは初めて。4期目の現職、朝長則男氏(73)は態度を明らかにしていない。

© 株式会社長崎新聞社