【DeNA】ベテラン大和が先制の中前適時打 待望のシリーズ初得点 10月9日・CSファーストステージ

5回横浜DeNA無死二、三塁。大和が先制の中前適時打を放つ=横浜(立石 祐志写す)

◆横浜DeNA1―0阪神

 負ければCS敗退の大事な2戦目で、五回にベテラン大和が貴重な先制適時打を放った。

 宮崎、ソトの連打でつくった無死二、三塁から阪神・伊藤将の低めの143キロを中前にはじき返した。今シリーズ最初の得点をたたきだした大和は「チャンスだったので、何とか走者を返すことだけを考えた。良い結果となり良かった」とベース上でうなずいた。

 2019年のCSでは3試合に先発しながら9打数無安打4三振と貢献できなかった。名誉挽回を期す34歳が、流れを引き寄せた。

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