現代風アレンジ新商品お披露目 上越市本町で百年老舗まつり 

 「百年老舗まつり」が8、9の両日、上越市高田の本町商店街で開かれた。8日は、新たな本町土産のお披露目が同市本町3の高田まちかど交流館で行われた。また落語や手品、琴の演奏などが上演され、商店街はにぎわった。

店主らが登壇し、新商品開発の思いなどを語った

 本町3・4・5商店街振興組合連合会と高田本町百年商店街プロジェクトが主催。同プロジェクトは江戸時代から続く商店街の魅力をアピールしようと、2018年から「百年老舗」の取り組みを開始。絵看板製作やツアーの体験メニュー開発などを行っている。
 今年は「老舗なのに新しい」をテーマに、既存の商品に現代風アレンジを加えるなどした土産物品の開発に取り組んだ。

新たな本町土産がお目見えし人気を集めた

 開発には藤作別館、ぶらんカフェ、いわしや薬局、杉田味噌醸造場、栄喜堂菓子店、大杉屋お馬出し店、渡部鮮魚店、肉のいろはの8店が参加。100年ぶりに新造した木桶で仕込んだみそ、地酒を使った翁飴、かつて駐屯していた軍隊にちなんだ牛肉コロッケなど、店主が登壇し開発の裏話などを語った。
 上越市西城町4の森本寛子さん(45)は「新商品はすごくいい。商店街にまた来たいと思うような、楽しい取り組み」と話していた。

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