岡山桃太郎空港で空の日フェスタ 家族連れら機体見学や記念撮影

駐機場で機体を間近で見学する家族連れら

 「空の日フェスタ」(岡山県、航空会社などでつくる実行委主催)が9日、岡山市北区日応寺の岡山桃太郎空港で開かれた。家族連れら約4千人(主催者発表)が訪れ、普段は入れない駐機場での機体見学などを満喫した。

 駐機場ツアーでは、羽田空港から到着したばかりの日本航空の機体を前に、整備士が「全長は約40メートル、最高時速は840キロ」などと説明。参加者はジェットエンジンやタイヤに触れたり、記念撮影をしたりしていた。

 ANAチーム羽田オーケストラなどによる演奏会や、パイロットの制服が着られる撮影コーナーも人気を集めた。岡山市立岡山中央小2年の男児(8)は「近くで見ると大きくて驚いた。飛び立つ姿はかっこよかった」と笑顔だった。

 フェスタは国が定めた「空の旬間」(9月20~30日)に合わせ、1992年から開催。新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶりだった。

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