3年ぶりに「やぶ」登場 激しいもみあいも 広島・呉市の亀山神社 秋祭り

9日、広島県呉市の神社で秋祭りが行われ、3年ぶりのみこしと鬼たちの激しいもみあいに会場がわきました。

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呉市では、鬼のことを「やぶ」と呼び、神様に仕える存在として祭りに欠かせません。9日、呉市の亀山神社で行われた秋祭りでは8匹のやぶが神社を練り歩きました。

新型コロナの影響で、規模は縮小されましたが、やぶと俵みこしが激しくもみ合うのは、3年ぶりです。

広島市から祭りを見に来た女性
「呉の人に教えてもらって初めてきたが、すごかった。こんなに大きなお祭りは初めて見た」

地元の中学生
「激しくて、やぶらしく、すごかったです。おれもこういう祭りのやぶになってみたいと思いました」

亀山神社 太刀掛 祐之 宮司
「コロナ禍だからこそ、疫病退散や氏子の生活の安定などを祈るためにもしっかりと伝統を継ぎ、今後も続けていきたい」

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