ついに11月に開幕を迎える2022年のワールドカップ。カタールで行われる久しぶりの「冬大会」に向け、日本代表も着々と準備を進めている。
今日は10月11日ということで、日本代表の「11番」の系譜をご紹介しよう。
1998年:小野伸二
当時のクラブ:浦和レッズ
全くイメージにはない番号であるが、実は1998年ワールドカップで11番を着用したのは18歳の小野伸二であった。すでに敗退が決まったあと、ジャマイカ戦で途中出場している。
2002年:鈴木隆行
当時のクラブ:鹿島アントラーズ
トルシエ体制で臨んだ2002年大会の11番は鈴木隆行。開幕戦となったベルギーとの大事な試合で先制点を叩き込み、「吠える銀狼」に。これで認められて大会後にヘンクへ移籍した。
2006年:巻誠一郎
当時のクラブ:ジェフユナイテッド市原・千葉
ジーコ監督の記者会見で「ムァキ」と発表されたときには大きな驚きになった。オシム監督の下で大ブレイクしたストライカーは、この大会でのサプライズ選出であった。グループ3試合目のブラジル戦でスタメン出場。
2010年:玉田圭司
当時のクラブ:名古屋グランパス
2006年大会のブラジル戦では相手を本気にさせるゴールを決めた玉田圭司が、南アフリカでは11番を手渡された。レギュラーではなかったが、オランダ戦で途中出場している。
2014年:柿谷曜一朗
当時のクラブ:セレッソ大阪
ザッケローニ監督が率いて臨んだブラジルワールドカップ。11番を着用したのはセレッソ大阪の天才柿谷曜一朗であった。コートジボワール戦とコロンビア戦で途中出場した。
2018年:宇佐美貴史
当時のクラブ:フォルトゥナ・デュッセルドルフ
2014年がセレッソ大阪の天才なら、2018年はガンバ大阪の天才。当時はドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーしており、原口元気とはチームメイトだった。
直近の11番:久保建英
当時のクラブ:レアル・ソシエダ
9月のインターナショナルマッチウィークで11番を着用したのは久保建英。レアル・ソシエダで復活を遂げた天才アタッカー、逆転でレギュラー奪取、ワールドカップ出場なるか。
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ちなみに、他に11番を着用したのは言わずもがなの三浦知良選手をはじめ、呂比須ワグナー、佐藤寿人、播戸竜二、前田遼一、ハーフナー・マイクらだ。