世田谷区では東京オリンピックの開催から１周年を記念したスポーツイベントが行なわれました。
東京オリンピックで正式種目となり日本選手団のメダル獲得などで盛り上がりをみせたスポーツクライミングの体験に、ランニング教室など多くの子どもたちが体を動かすポイントを学びながらスポーツを楽しんでいました。そして子どもたちだけでなく大人も参加しますが、体が思うようについていかずこけてしまうこともありました。
スポーツの日のきょう、体を動かし爽やかな汗をかくことで健康を意識するきっかけにもなったようです。
品川区にきょうオープンしたのはパラスポーツの新施設「アイルしながわ」です。この場所は元々都のごみ分別作業所でしたが、その役目を終え障害者スポーツができる施設として生まれ変わりました。
オープンを記念して会場では車いすバスケの体験教室が開かれ、元日本代表のキャプテン根木慎志さんがドリブルやパスのまわし方を指導し、参加者は車椅子を動かしながら同時にボールを操る難しさを実感していました。
会場では東京パラリンピックで注目されたボッチャの体験ブースも設置されました。思ったところにボールを投げようとする姿は大人や子どもも真剣そのものでした。集中力が求められるボッチャの魅力に触れていました。
アイルしながわは品川区内を拠点とするパラスポーツの団体や障害者福祉団体に無料で貸し出しされるということです。
