「缶詰の日」 サバ缶新世代の新商品をご紹介

今回のテーマは缶詰です。

10月10日はスポーツの日以外にも、実は「缶詰の日」でもあります。10月10日は日本で初めて工場で缶詰が生産され始め始めた日です。防災用の保存食として重宝されるほかに、もう1品おかずを足したいときにさっと用意できる、そんな缶詰の秘めた可能性をご紹介します。

たこ焼き、お好み焼き、だし巻き卵、からあげ、わらびもち、チーズケーキはすべて缶詰として商品化されていて店頭や通販で購入することができます。都内にも4店舗展開している缶詰バーがオリジナルで開発しているものが多く、缶詰の種類は増え続けています。人気の高まりとともに定番のサバ缶にも新世代と呼ぶべき新商品が続々と生まれています。

1つ目は「若狭宇宙鯖缶」です。パッケージにはサバが宇宙服を来たイラストがデザインされており、宇宙食を販売している浜松町の「宇宙の店」などで購入できます。

福井県立小浜水産高校が若狭高校に統合された後も、14年かけて何度も試作品を作り、2018年にJAXAに宇宙日本食として認められました。おととし12月の放送では、宇宙飛行士の野口聡一さんが国際宇宙ステーションの中で食レポする様子をお伝えしました。この鯖缶は宇宙食ならではの特徴があり、無重力空間で飛び散らないようにくず粉でとろみをつけていたり、味覚がにぶくなるので濃い目の味付けになっています。

2つ目は「福乃館 さばチョコレート風味」です。チョコレート色のシックなデザインの缶にしっかりとチョコと書いてあります。「サヴァ缶」の共同開発にも参加している岩手缶詰のオリジナル商品で、甘さ控えめなビターなチョコがサバとマッチしています。

岩手缶詰のオリジナル商品はチョコ以外にも、パクチー風味とコンソメ風味が販売されていまして、都内では各地の名産品を取り扱っている秋葉原の「日本百貨店」などで販売されています。

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