尾道水道の夜、向島にて ~SETOUCHI+~

尾道水道の夜景は美しい。きっとこれは夜の尾道を訪れた人には周知の事実かもしれません。特に、尾道の山側から見る夜景は観光スポットとしても度々紹介される、尾道夜景の名所です。しかしちょっと視点を変え、渡船で向島へ渡れば、海を挟んだ尾道の心奪われる夜が目の前に。溜息が出るほどの感動を約束します。

尾道水道は、尾道と向島を隔て、町の中心を通る海。幅200メートルの短さ故、「海」と名が付く「川」のような雰囲気と言えば、イメージが湧きやすいでしょう。南北にかかる渡船航路は、現在3本。朝から夜まで、住民や観光客の足として、ひっきりなしに運行しています。

夜も更けると、向島へ戻る会社員や学生が、自転車、車、徒歩など、それぞれの帰路道を渡船に委ねます。今回、3本の航路の中から尾道渡船を使用。徒歩であれば、片道ワンコイン100円の運賃です。

フェリーを降り立つと、向島の兼吉地区へ到着。目の前に見えてくるは、大林宣彦監督の新尾道三部作「あした」の舞台となった呼子丸の待合所ロケセットです。映画好きにも、たまりませんね。

尾道市街と近いといえど、ここは島。本土より抜けのいい潮風に誘われて、海辺へ向かいます。待っていたのは、暖色のライトアップと、尾道のあらゆる明かりが交錯する海夜景です.

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SETOUCHI+ 2022年2月21日
TEXT&PHOTO/大須賀あい

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