銃剣道成年男子 史上初V4 バドミントン少年男子 準V いちご一会とちぎ国体 最終日

【銃剣道成年男子決勝、長崎-栃木】長崎の中堅薗田(陸自第16普通科連隊、右)がV4達成となる上胴を決める=壬生町、壬生高体育館

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第10日、最終日は10、11日、栃木県内各地で15競技と総合閉会式が行われ、長崎県勢は銃剣道成年男子が決勝で開催地栃木に3-0で快勝して、史上初の4連覇を飾った。大会は11日に総合閉会式を実施して全日程を終了。都道府県対抗の天皇杯成績(男女総合)で長崎は676点の45位となり、前回開催された2019年茨城国体の26位から大きく順位を下げた。40位台は18年福井国体以来。皇后杯(女子総合)は369.5点で最下位だった。
 陸上勢は競技最終日の10日に成年3人が入賞。女子5000メートルの廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が15分23秒09で2位入賞したのをはじめ、男子400メートル障害の尾﨑雄祐(PEACEAC)が50秒08で5位、女子800メートルの原あかり(福岡大)が2分14秒58で7位に入った。

【バドミントン少年男子決勝、長崎―福島】長崎の第1ダブルス櫻井・南本組。櫻井(手前)がシャトルを打ち返す=大田原市、栃木県立県北体育館

 バドミントン少年男子は決勝で福島に敗れたものの、国体で過去最高の準優勝を果たした。カヌー勢はスプリント200メートルで少年男子カナディアンペア(C-2)の古賀晴喜・内野大雅組(西陵高)が4位、成年男子カナディアンシングル(C-1)の髙比良海斗(鹿屋体大)が5位。ワイルドウオーター・スプリントで成年女子の保喜ちひろ(西海市役所)が5位、成年男子の寺島崚一郎(諫早市役所)が6位入賞した。重量挙げ女子59キロ級の溝口初音(日体大)もジャークで8位に入った。
 29~31日は栃木県内各地で全国障害者スポーツ大会を開催。来年の国体は10月7~17日、鹿児島県で行われる。


© 株式会社長崎新聞社