「相棒コンサート-響-」に水谷豊&寺脇康文が登場! 再タッグ発表後、初の公の場での2ショットにファン大興奮

水谷豊演じる杉下右京と寺脇康文扮(ふん)する亀山薫が満を持して再びタッグを組み、テレビ朝日系で本日10月12日にいよいよスタートする連続ドラマ「相棒 season21」(水曜午後9:00)。初回拡大スペシャル「ペルソナ・ノン・グラータ~殺人招待状」の放送を目前に控えた10月9日に開催された「相棒コンサート-響- 2022」大阪公演に、水谷と寺脇がそろって特別出演した。

2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、国民的刑事ドラマとして定着した「相棒」は、シリーズを通じて挑戦を続け、進化してきた。新シーズンは、水谷と寺脇が約14年ぶりにタッグを組むことで注目を集めている。

そして、ドラマ「相棒」をオーケストラ・バンドの生演奏と特別編集した名場面映像で楽しむ「相棒コンサート-響-」は、ライブならではの圧倒的な迫力と臨場感を堪能できるプレミアムコンサートとして大好評を博しており、この秋は4年ぶりに開催が実現した。また、このコンサートには水谷と寺脇ともに初出演となった。

コンサートの途中でナビゲーターの“杉下右京”がスクリーンの中でしゃべり終えると、オーケストラの背後からティーカップを持って同じ格好をした水谷が登場。この会場で待ち合わせをしていたという“亀山薫”こと寺脇が姿を現すと、客席からはこの日一番の大きな拍手が沸き起こった。

2人が見せる軽妙なやりとりに観客は大盛り上がり。変わらぬ“亀山節”に、右京が「君、相変わらずですねぇ」と声をかけると、会場からは思わず笑いが。「相変わらずMA-1が似合っていて安心しました」という右京に、薫も「僕が一番安心しましたよ(笑)」と笑顔を返し、右京からのあらためての「おかえりなさい」に、薫が「ただいま帰りました」と応じ、がっちりと握手を交わすなど、ファンにはたまらない場面に。

再タッグが発表された後、水谷と寺脇が公の場に並び立つのはこの日が初めてのことで、この念願の2ショットを目の当たりにした観客は興奮が抑えきれない様子。割れんばかりの拍手に迎えられ、あらためてステージに立った水谷は「うわさに聞いていた『相棒コンサート』に初めて、しかも亀山くんと一緒に来ることができてうれしいですね」と喜びを語ると、寺脇も生まれ育った大阪・堺への凱旋(がいせん)にうれしそうな表情を見せた。

また、会場には寺脇の母も来ているとのことで、水谷は「お母さん、僕の“相棒”を生んでくれてありがとうございます」とお礼の言葉が。その後も、随所で飛び出す寺脇らしさに、水谷は「本当に変わらない。まさかこんなに変わっていないとは思いませんでしたよ」と苦笑い。撮影前のメーク中にも寺脇に笑わされすぎて「撮影前に朝からスタミナ使い切っちゃうんですよ(笑)」という秘話も披露した。

司会の渡辺宜嗣氏から「シーズン21で、亀山薫が復活すると聞いた時の気持ちは?」という質問が投げかけられると、寺脇は水谷から連絡をもらった時に「これが僕らの運命なんだよ」という言葉を水谷から受け取ったことを明かした。そして、その言葉に背中を押されて、今回の“伝説のコンビ復活”が実現したことを語った。

コンサートでは、放送に先駆けて「相棒 season21」のオープニングテーマがステージで生演奏された。作曲を手掛けた池頼広氏も演奏に参加し、出来上がったばかりのオープニングテーマを映像とともに楽しんだ水谷と寺脇は「かっこいいですね!」と感激しきり。20年以上にわたり「相棒」の世界観を音楽で支えてくれている池氏に対して、あらためて感謝を述べた。

ラストには、警視庁捜査一課の伊丹憲一役を務める川原和久、参事官・中園照生役の小野了がステージに上り、「特命係の亀山~」という伊丹のおなじみのセリフも飛び出した。このやりとりに、観客席からは割れんばかりの拍手が巻き起こり、コンサートは盛況のうちに幕を閉じた。

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