〈動画あり〉えちご・くびき野100キロマラソン100キロの部写真特集 完走目指し力の限り

◇エイドや沿道で温かい応援受け
 9日、6年ぶりに行われた「第14回えちご・くびき野100キロマラソン」はスローガンの通り、これまでためていた思いを出すかのように、ランナーたちは苦しさの中にも充実した表情を見せ、最後まで力の限り激走した。各所でボランティアや応援する人たちとの温かい交流があり、完走を目指す姿に大きな拍手が送られた。
 100キロの部は1333人がエントリーし、1196人出走、うち872人が完走(完走率72・9%)、60キロの部は530人エントリーで459人が出走し、372人が完走(完走率81・0%)。100キロの部に初参加し、制限時間の10分前にゴールした阿部多賀子さん(48、東京都)は「地元の方の応援がうれしくて、寒いと感じていたらエイドで温かいものを用意してくれた」と、夕方から降った雨で顔をぬらしながら感謝の言葉を表した。
 100キロと60キロの部の2回に分け、写真を掲載する。

スタートを前に「共生の灯がともされる(午前4時20分ごろ、リージョンプラザ上越前)
時差スタートで2番目にスタートするBグループのランナーたち(午前5時、リージョンプラザ上越前)
日が昇る前、次第に明るくなる東の方へ走る(午前5時50分ごろ、旧小猿屋小過ぎ)
朝日に向かって走るランナーたち(午前6時ごろ、三和区・美守小手前)
朝日が照る中、序盤のエイドで栄養と水分補給(午前6時10分ごろ、三和区総合事務所前)
第1回から出場するいとこの参加者に「無事に完走を」とエールを送る救護スタッフの青木優子さん(左)(午前6時45分ごろ、清里スポーツセンター前)
25㌔付近、妙高連山を望む田園地帯を走るランナーたち(午前7時10分ごろ、板倉区・旧宮嶋小手前)
制限時間も残り少なくなる中、手をつなぎ、そろってゴールに飛び込む。感動もひとしおの様子(午後6時15分ごろ、頸城区・希望館前)
制限時間直前でゴールし感動を分かち合うランナーたち(午後6時30分前、頸城区・希望館前)

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