日本語習得と就職目指す ウクライナから避難の女性 専門学校に入学 広島・福山市

幼い子どもとともに広島・福山市に避難してきたウクライナ人の女性が、日本語を学んで就職を目指そうと、専門学校に入学しました。

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「穴吹国際みらい専門学校」の入学式に出席したのは、ウクライナの首都キーウから避難してきた、33歳のフェドロフスカ・ナタリアさんです。

フェドロフスカさんは、6月に3歳の息子を連れて日本に避難。およそ1か月前から知人がいる福山市で生活しています。息子を預ける保育所も今月、無事決まりました。

ウクライナでダンス講師をしていたフェドロフスカさんは、これまでダンスの指導で5回来日した経験があります。日本との縁を大切にしたい思いから、子育てをしながら日本語習得に取り組むことを決めたということです。

フェドロフスカ・ナタリアさん
「日本語を勉強することが私の夢です。今から日本語を勉強することをがんばります。ウクライナに帰るとき、日本語をウクライナ人に教えてあげたいです」

自己負担となる学費について学校側は、奨学金制度などを活用した支援を検討しています。

フェドロフスカさんは今後、2024年3月までの1年半通い、検定試験にも挑戦するなどして就職を目指します。

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